補償業務に従事する社員に知識と能力を向上させるため、研修に参加した者を講師として社内研修会を実施しました。
今回は、日本補償コンサルタント協会研修の「令和3年度補償業務執行関連研修(第1回)」を題材としました。
補償対象物件の調査及び算定を行う補償コンサルタント会社に所属する補償業務管理士は、様々な案件への適切な対応が求められます。
本日の事例研修は、適正な調査に基づく移転工法の検討を行った事例であったり、時代の要請や新しい技術の活用に対応する事例であり、今後の業務執行に役立つ貴重な内容であると思います。
この研修を通じ、様々な事例に触れ、適正な調査、公平かつ公正な補償額の算定に努める機会であると認識し、これからも自己研鑽や技術力の向上に努めてまいりたいと思います。
(参加者の感想)
今回の講習会では「測量法」と「作業規定の準則」といった基本的なことから「TSによる復旧測量」などの応用的な部分も学習できました。
成果品の点検の仕方など詳しく説明していただき、しっかり理解することが出来ました。
(参加者の感想一部抜粋)
補償コンサルタント業務を行う物件部門の補償業務管理士としては、日常の物件調査・積算業務に携わる中、こうした補償実務関係研修を通じて基本に立ち返る機会である研修と感じております。
事業の発注者はもとより、被補償者に対し適正な調査に基づき、公平かつ妥当な移転工法の認定や補償額の算定を行うことは、補償コンサルタント会社の補償業務管理士としては、当然のことと考え、これからも研修等の機会を通じて自己研鑽や技術力のさらなる向上に努めてまいりたいと思います。
(参加者の感想)
公拡法、土地収用法どちらの内容も県や市の用地部門の職員に関する内容で、直接関わることはないものの事務手続きの流れなど参考になることもありました。
業務に活かせたらと思います。
(参加者の感想)
座学で法規制や運航の注意事項、点検や操作方法などを学びました。
実際の操縦訓練では、GPSを使用した飛行、使用しない飛行体験し、GPSを使用しない飛行は難しく風に流され藪に突っ込んでしまいました。
気象状況などを把握、冷静な判断をしながら操縦できるようトレーニングし業務に役立てたいと思いました。
撮影に関しては、カメラの設定がその日の条件により幾通りもあり学ぶべき点が多かったです。
機材の取り扱いからドローンの操縦・設定、すべてが初めてで不安もありましたが基礎をしっかり学んだことで不安は払拭されました。
トレーニングを積み、事故のないよう業務に挑みたいです。
(参加者の感想一部抜粋)
企業でも実践的な安全運転管理において、会社が安全運転教育や従業員の安全運転への意識改革などに積極的に取り組む事例を紹介、また従業員が起こした交通事故事例では、本人はもとより、会社としての社会的責任の重大さを再認識する内容でした。
また、高速道路における交通事故の実態、高齢者の逆走問題、さらに交通事故を起こした場合に問われる責任(民事責任(賠償責任)・刑事責任(刑罰)・行政責任(免許停止等))などの説明を聞き、安全運転の重要性かつ必要性を再認識するものでした。
座学でUAVを用いた写真測量の基本的な原理、作業規定を学びました。
演習では、実際に撮影した写真を使用し平面写真から立体図を作り出す原理を学び、体験、通常業務で使用しているソフトでどのような処理が行われているか学ぶことができ、大変有意義な講習でした。この知識・経験を今後の業務に生かせるようにしたいと思います。
(参加者の感想)
令和 2年度業務「R1越辺川用地調査等業務(その3)(荒川上流河川事務所発注)」において、国土交通省関東地方整備局の優良業務及び優秀技術者局長表彰を頂きました。
2019年被災の災害復旧関連業務であり、当局のご指導のもと、担当技術者の尽力はもとより社員の協力により遂行できました。
今後はこの表彰に慢心することなく、社員一同さらなる技術力の向上をめざして参ります。
4日間ドローンについての座学や実技、最終日には認定試験(座学)を行いました。
座学では、無人機概論、法規ルール・技術・電波と無線・気象などを勉強し、実技ではGPSを使った直線的な移動・ホバリングやGPSを使わない飛行・ホバリング等を行いました。
空撮及び動画撮影について深く学ぶことができました。また、自動運行が主となるため日々の器械の点検及び運行前点検の重要性を再認識しました。講習会で得た知識等を今後の現場作業で生かしていきます。
GPSをつけていれば、きれいに飛ばせるのにオフにしての飛行はかなり難しく曲線もきれいな円を描くのも難しく直線も風の影響を受けてどこに飛んでいくのか常に意識しないと木にぶつかりそうになっていました。
地図上で描いたルートを飛行中と後にパソコンで確認する映像では差異があったのでカメラの設定がしっかり一度飛ばさないと決められないものだと感じました。
(参加者の感想)
実習形式の研修会であり、さらに調査(実習)場所が現役で使用されている建物であったので、実際の調査現場での動きや調査内容が理解できました。
今回は初級研修であったが、参加者の全体的なレベルは思っていたよりも高いなと感じました。
研修の流れとしては10~20名程度の2班に分かれ、それぞれ午前と午後で建物の内部、外部を見て回りました。
そして要所ごとで講師の方に数量(長さ)を測る際のポイントや知識を丁寧に教えて頂きました。また、図面への記入の仕方、写真を撮る際の注意点なども
学びました。
(参加者の感想)
1日目は、TSの基本的な機能の説明、観測練習等を行いました。
観測と計算の仕方や、TSの基礎を一から学習することができ、電子野帳をパソコン上で計算を掛けるのではなく、自分で行う事でより理解が深まりました。
2日目は、レベルの基本的な機能と歴史の説明、観測練習等を行いました。
観測機器の調整方法や、傾きによる誤差への対応への対策の仕方など基本的な基礎を学習できました。
実物のティルティングレベルを触れることができ、貴重な体験になりました。
普段の業務で行っていた機械の操作や観測の方法について、分かりやすく教えて頂き理解を深めることができました。
また、普段使用している機械の成り立ちや、観測方法の意味も知れて知識を広げることができました。
(参加者の感想)
業務内で通常行っている作業計画・観測・品質管理などについて、より深く学ぶことができました。
また、初めてのリモート講習だったので不安な部分もありましたが、対面講習と同様にできました。
(参加者の感想)
国土強靱化基本計画の一環として国土交通省はじめ発注者においては、災害から国民の命と暮らしを守るため、所管する各種インフラ等を対象に、
・あらゆる関係者が協働して行う流域治水対策
・道路ネットワークの機能強化対策、鉄道、港湾、空港等の耐災害性強化対策
・予防保全型インフラメンテナンスへの転換に向けた早期対応が必要な施設への集中的な老朽化対策
・国土強靱化に関する施策をより効率的に進めるためのインフラDXの推進
などの対策について、重点的かつ集中的に実施し、取組の更なる加速化・深化を図ってまいります。
弊社においても測量・補償コンサルタントを生業とする企業としてこれらの一翼を担っております。
その礎となる社員の技術力・資質・知見の向上によってさらにインフラ整備・保全・管理に貢献できます。
新しい仲間たちには、「玉磨かざれば光なし」宝石が原石のまま磨かれなければ美しい光を放たないのと同じように、人もどんなに才能があっても、
学問や修業を怠れば立派な人間にはなれないということを肝に銘じて精進してほしいと思っています。
①名前
②自己紹介
③担当している仕事
④雰囲気、環境
⑤これからの抱負(令和3年度入社)
⑥趣味、特技
①T.K
②中央工学校卒業後、約11年間測量会社に勤務し、一度他業種へ転職しましたが、再度測量業へ戻りました。
③諸先輩方も丁寧に教えてくれ自分で学ぶ時間も与えてくれるとてもいい環境です。
①Y.H
③補償業務の補助をしています。
④不明点、疑問点などがあればいつでも尋ねられるそういった雰囲気だと思います。
⑥ディベート
①H.S
③測量部作業員
④内業時はとても集中できる環境であり、上司の皆さんに質問しやすい環境です。
①Y.I
②東洋大学理工学部を卒業し建設会社に入社後、転職し平和フィールドに入社しました。
大学では、測量学や地盤工学等土木を学びました。
④分からないことは聞けば教えてくれます。
⑥登山、プロレス観戦、テニス
①R.F
③用地測量の仕事に携わっています。高速道路をつくるために必要な作業で仕事内容もとてもやりがいのあるものです。
⑤今、取得している測量士だけではなく、地籍主任調査員や補償業務管理士などを取得し、早く1人前になることです。
⑥専門学校で培った外業での作業など(据え付け等)
①D.H
③主に用地測量の仕事に携わっています。登記簿入力や資料の作成をしています。
⑤入社したばかりで分からないことも多くありますが、学校で学んだ経験を活かして、これから頑張っていきたいと思います。